• 採用情報

調律の行程 グランドピアノ

ここではグランドピアノの実際の作業工程を紹介します。グランドピアノは「楽器の王様」の呼び名にふさわしく、極めて優れた表現力を備えています。しかしそれも調律あってのこと。正しく調整されていなければ、たとえそれがコンサート用のピアノてあっても実力の半分も発揮できないデリケートな楽器です。ここに紹介した全ての作業を毎年行うわけではなく、年を重ねるごとに少しずつ異なる作業を積み重ねて、ピアノをお客様の理想の音とタッチに仕上げていきます。また、ここでは紹介していない作業をすることもありますし、修理を行うこともあります。

工程1
ハンマーが弦に正しく当たるように調整します。傾いていたり間隔の不揃いを修正していきます。
工程2

鍵盤の動きを円滑にします。ピンが汚れていると正しく調整できないので、ピンを磨いてから作業を行うこともあります。

工程3
打弦機構が安定した状態でピアノに収まるように、打弦機構中央に付いている数本のネジを回転させて調整します。
工程4
鍵盤の高さと深さを、鍵盤下部に挟んである紙の厚さと枚数で調整します。
工程5
ハンマー手前に付いているローラー(丸い部品)に下から突き上げるジャックと呼ばれる部品が、力の伝達に無駄が生じないようにする調整です。
工程6
ハンマーの先端から弦までを、適正な距離に調整します。
工程7
鍵盤をゆっくりと沈めた時に、ハンマーが弦に最接近した際の距離を均一に調整します。
工程8
ハンマーは弦に最接近した後、わずかに戻ります。最適な位置に戻るように調整します。
工程9
鍵盤を弾いてハンマーが戻ってきた時の、ハンマーと弦の距離を均一に調整します。
工程10
バネの力を最適な強さに調整します。
工程1

ダンパー(音を止める部品)がペダルを踏んだ時に、いっせいに弦から離れるように調整します。また、鍵盤を弾いた時に最適な位置でダンパーが弦から離れる調整もします。傾いていたり斜めに上がったりするダンパーは修正していきます。

工程12
ペダルの調整をします。これは最初にも行います。
工程13
音を正しい音程に合わせます。弦を巻いてあるピンにチューニングハンマーをさして、回転させて調律を行います。

メールでのお問い合わせ